普通に黒1逃げで良かったと思います。白イと外からアテるのは
黒ロとされ整形不可。よって白ロアテが必然で・・・
黒1と逃げられた時の私の想定は白6まで。さらに黒aアテ追及か
黒bと厚くするか予想していました。ただいったん保留し黒7と
下辺にターゲットを変えるほうが戦上手ですね。白三子どうサバくか
見ながら右辺の白への攻め再開を見る。この図一押し。
黒1切りは早治まりを拒否し実利得て焙り出す策戦。白2抜きに黒3、
5と二子取つつ眼を奪います。以下想定ですが黒やれますね。
攻める楽しみが続くので剛腕派に向いています。第二推奨図
前図の変化。白がポン抜きせずノビを選択するかも。その時も黒1、
3と二子取って根拠を奪うことになるでしょう。以下白10とこちらの
補強に回れ強襲は避けた形だが黒11、13と厚く進めていく。
白はどちらも治まっていません。じっくり派に向いていると思います。
考慮され打たれたのは黒1サシコミ。これはかなりの疑問手。考え過ぎ
だったと察します。白2抜きを得て眼形厚い。続く黒3では切り替えて
下辺白を攻めれば主導権続いていました。以下実戦は白14と補強され
あまされています。三子局なのでまだ黒良いけどリード少なくなりました。
◎優れた感性を持っていて後半力を出すタイプ。そろそろ会心勝利局を
期待したいですね。22日の研究会もよろしくお願いします。