長南氏二子局序盤

     長南氏二子局序盤を紹介します。先ず画像を    

    長南さんの三連星は珍しい。右上は白大ゲイマの両ガカリからオシたところ。

    次に黒隅オサエ、白ツギと進みました。隣の盤は石原氏二子局。     

    

          模様一辺倒は否との意志

     右上はこのようになりました。新型ですがほぼ互角だと思います。

     黒14で黒Aの変化は次の図で。別の碁になります。

     さて左下黒20が意外。流れは黒Bオシですが選ばなかった意図は。

隅の黒安泰だが右側白も丈夫 上辺白も先ず先ず

    黒1オサエは白2~6が予想されます。白△が好位置で白a、黒bの

    キカシが嬉しい。隅の黒安泰が利点だが右の白もかなり丈夫です

夢とロマンの宇宙流

    グングン黒1、3とオシ黒7ケイマを予想していました。昭和模様派は

    賛成する方多いでしょう。▲三連星輝きます。ただ長南さんの考えは

    右側の黒×が狙えなくなるのが嫌だったそう。拘りありますね。

    中央を制し黒イ、白ロ、黒ハも雄大になると昔はよく教えられました。

    ただ実際は責務を負わされた感じで後が大変。一辺倒は怖い意味あり。

実戦・虚々実々の攻防

    実戦です。双方打ちたい手を打っていますが相手に考えを悟られないよう

    石を進めている感じですね。解説は暫く後に。