伊東八段二子局

   浦安碁会幹事の伊東八段との二子局。ごせんリーグ猛者との精進で

   以前より戦闘力UPを感じていますがこの碁も実感。先ず画像から。 

比較的穏やかに進むかと思いきや・・・

気合のボウシで早くも戦闘開始

石が張ったワリコミ

               初手からの手順。右下は令和で定石と認知されました。左下のワカレは

    優劣微妙。黒はハネツギ誘い厚くなり満足。白はハネ出し狙いが楽しみ。

    白29消しは普通だと思ったが伊東さん黒30ボウシと反発。白31踏み込みに

    黒32ワリコミは石が張った手。早くも忙しくなりました。

穏やかな進行

    黒1受けもあったでしょう。白4と逃げた時に左上黒5と静かに進めて

    行きます。目的は地を稼ぐというよりも×弱点への間接的配慮です。

分岐点 ノビかオサエか

    サバキたいと白1~5を選択。黒6当然の受けに白7オシ。ここで

    悩むと思ったらやはり伊東さんかなり考慮されました。候補は二つ。

    黒イのノビと黒ロカカエどちらが打ちやすいか。

攻めに強いカカエ

    黒1カカエが良かったと思います。白2に実戦と同じく黒3ケイマで

    攻めていく。白イのノビは下に利かない・黒ロと相手しましょう。

    白ハのオサエはもちろん黒二で無理。

    厚いカカエだと×弱点への配慮にもなる。一押しの図。実戦は次回。