11日連続指導碁のK氏:中盤一場面

  晦日から受けて頂き何と11日連続のK氏指導碁です。もちろん私の

  指導碁歴史で史上初。盤に向かう真摯な姿勢には敬服で本当に有難く感謝です。

  中盤次の一手場面を軽く紹介します。先ず画像を。

上辺白△に対し黒番次の一手

    これは中級次の一手問題には最適レベルだと思います。

    白△と双方の根拠点を占めらたとき、黒はどこに打ちますか。

    次の一手の後、続く白の手に対し黒のもう一手を示してくれたら嬉しい。

初手からの棋譜

     黒24~30と白一子取ったのは右の黒を薄くし利敵行為でした。ただ

     白31に二子助けず黒32と飛んだ手は明るい。上辺白ボウシれたとき

     黒46、48と密着し一歩、一歩はモタレのシノギ筋で良し。

     左上白49、51への受けも黒56まで順当。しっかり打たれています。

ハネが継承手・安定目指す

     正解は黒1ハネ。この一手です。黒Aオシの継承手でもあり白△で

     上辺は眼形を奪われたので中央で活路・シノギを求めるのは自然。

眼形含むケイマツギ

     白1には黒2ケイマツギが形でセット。堅ツギやカケツギよりも

     黒AやBを含み眼形が厚い。序盤の白×厚み威力を配慮し謙虚に

     進めていきます。 実戦に役立つ次の三手でした。

     ◎お疲れ様でした。愉しみながらの上達を期待しています。

      

オサエで安定。右の石への配慮

    おまけ図を追加しましょう。黒A、白Bと交換したら白×にいったん

    敬意を表し黒1オサエが最適でした。手厚い姿得て。安心し右下を

    黒イや黒ロ補強が打てます。白×へじわじわ圧力もかけられそう。