終盤。中央を白が出たところ。何でもなさそうなところですが火種はらんでいます。
地合いは黒が良さそうなので斜め左のヒキで受けたら堅かった。実戦は・・・
▲オサエです。ここで残念ながら対局時間終了となり引き分けとしました。
続いて白1とツケたらどう受けるのが良かったか検討してみます。
白△ツケに黒1と出るのはまずい。白2、黒3に
白4切りで両アタリ。これは黒地破城となります。
黒1対応は白2と出られます。慌てて黒3オサエは
冷静さ欠く。さらに白4と出られて黒5には白6。
もうどうにも止まらない♪♪♪
黒3を発見すれば侵略阻止出来ますが黒地減りました。
正解は黒1コスミツケ。何かと頼りになる手です。
白2サシコミには黒3が沈着冷静手。白aとツグのは
黒b×切りがあり不可。石が張っていて見事ですね。
もしその後打ち継いだらヨセはどうなるか想定しました。
参考にして下さい。なお左下黒8ワリコミ筋は実戦で使用すると
有効で有益。白11は微妙。二線カケツギかもしれないが黒は得。
なお右辺黒イとロが見合いで黒頑張っているヨセ。
◎お疲れ様でした。また明日2日9時10分に。
★おまけで序盤少し追加します。
はっきりぬる過ぎる手は左上黒36。一路斜めケイマなら良く
他に打つのもあります。白37と拡大した時に黒38は感覚の
良さに感服。丁度白から『馬の顔』の位置にあたります。
この手に白が右辺受けにくいのが利点ですね。進行して・・・
白△切りに実戦は黒×を黒aとノビたが黒1カケツギが
勝りました。白2には黒Aと繋がる黒3がLED照明手。
×を捕獲しても白感動薄いですね。 以上です。