K氏一場面検証室

        23日のK氏三子局。左下と右下の良き打ち方を伝えます。

        ★解説文作成は少しずつ更新します。<(_ _)>

序盤

        素直・自然で頷いたのは黒6~12。良き感覚・感性と

        感じたのは黒22・32。根拠機敏は黒26~30です。

        悪手は黒20、白21のケイマ突き出し交換。打たずが良。

攻めでポイント得る打ち方

        左下白カカリに簡単に治まられたらあまいのでコスミツケが

           第一感。白2に黒3一間が強く攻める態度。早治まりを目指す

        白4、6を採用するが黒7に注目。下ハネツギが楽させない手。

        白10ノビに黒11ケイマで前の▲活きてくる。「生かして。」の

        白12、14にはいったん左上黒15と大きな所へ向かう要領です。

ハサミ有力・その理想図

       黒1ハサミも面白い。白2三々は安易で黒13まで勝勢確実。

       白△丸のみでは白駄目。白2で工夫します(次図参照)

根拠を簡単には与えない

       白2、4とツケ二段サバキを採用します。しかし令和で

       評価上がった黒5オサエが厳しく簡単に根拠与えない。

       以下黒13までが想定。左上は白に回られたが黒打てる。

実戦:右下三々攻防を検討

        進行jした場面。右上白イ、黒ロ、白ハと値切ったところ。

          黒が注目したいのは右下。お返しで白地削減するなら今!

        白△配置に適した手は黒A三々。変化検討します。

三々からコスミが形

       黒3コスミが覚えて欲しい形で白4が仕方ないときに有効。

       黒5、白6のとき堅ツギでなく黒7カケツギがお勧めです。

       白8アテに必ず考慮を大丈夫、生き」と確認出来たら

       黒9ツギです。切リきついので白10は仕方なく黒11で完璧

       生きを得られます。◆白10で隅に一線オキから眼を奪って

       取りに来られ危険なこと稀にある。その場合は黒9でコウに

       受けて勝負して下さい。

変化・辺で活路

       白4サガリは最強の攻め。その時は黒5トビで活路求めます。

       白6と眼を奪打ってくるが黒7、9と懐を増やし黒13でほぼ

       生き形。★ただし白からいくつか攻め手あるので的確対応が

       要求されます。詰碁力・死活力を鍛えておくと安心。

       ◎ヨム力は地道にこつこつ少し易しめな手筋の本(級位で可)を

       数たくさんこなしいずれは数秒で解けるようになると本物。

       来週もよろしくお願いします。