今井さんとの三子局。先ず画像からお見せします。
中央を黒が白一子抜いて白オサエとなった場面。長考するかなと他の盤へ
視線を移そうとしたら打つ手意外に早かった。それは・・・先ず序盤を。
右下黒4カケに出切りが普通だが振り変わりなど簡明な
ワカレは今井さん喜びそうなので白7までの受けを選択。
局後黒8ハサミは少し疑問ではと伝えましたが右上と
左下両隅に黒配置あるので戦うのは普通かもしれない。
白9~15の進行は白先ず先ずと感じていました。
それはイとロの打ち込みが見合いになっているから。
白として嫌だったのは黒1シマリです。△をハサまなく
とも白aには黒bが有効になるので治まりにくい。
次に白が右下黒へ何か打っても安心し対応出来ます。
白△浮いている感じしますね。
白29とボウシしたとき「いけそうだな。」と感じました。
左下白が厚いのが嬉しい。黒22、24は決めず単に黒26と
守るべき。するとボウシせず左の白を補強したかも。
◆左下隅は手抜きし右の白へ先制は有力だったと思います。
▲を動かず捨てる作戦も伝えましょう。黒1、3が
その方針手。白4と広げた時に黒5、白6と少し削って
大場の黒7という感じです。
このような打ち方をされると白面白くないのですが白が
中へ戦う準備しているので相手せずは案外困るもの。
▲は放置しても簡単には取られないと判断し黒5と迫る。
白6~8と対応したら黒9とじっくり攻める要領。次に
白イなら黒ロと力関係はかなり黒が上です。白イで工夫
するかもしれないが打てます。左下▲ですが・・・
白1三々には黒2、白3と応じ黒4コスミがお洒落な筋。
黒5や隅ハネを避けて白5なら黒6と脱出出来ます。
変化あり簡単ではないけど先に右上白を攻めたかった。
黒1~9と白の隙を突いて突破を計ってきました。なお
黒5は白2が気になるが6まで進める手あったでしょう。
白10ツケコシ捨て石で白14と止めるのがヨミ筋。続いて
黒a、白b封鎖。黒一団生きるのでは憂鬱だろうなと
思っていたのですが・・・
黒3切り!早き決断でした。白4コウ取りに右下黒5が
コウ立て。対し・・・
実戦は受けたが白1とコウを解消する一手でした。
黒2突き出しが凄いけど白3で黒×はかなり苦しい。
右下白△は白aで生きているので被害は大きくない。
何故この図を選ばなかったのか・・・信じられません。
◆よって直ぐのコウ仕掛け、本当は黑無理でした。
黒2と取られたら中白石はアタリ。どこにコウ立てしても
黒3とポン抜きされる。仕方なく白3ツギですが黒4と
一子カカエ進出。今井さん至福の面持ちだったでしょう。
前図逃した後悔に苛まれボヤキ止まらずやる気も失せて
右側に手をつけたが黒の受けは冷静沈着。後は画像で。
白は右辺から隅をいろいろ策動したが今井さんに誤魔化しは利かない。
黒番。このあと上辺白を圧迫されたのが実戦。下の白一団攻めを見ています。
ただ上は何もせず大きな左上一間ツメくらいで勝勢でした。少しずつやる気
復活し最後まで頑張ったけど結果は黒3目勝ち。
◎お疲れ様でした。幹事として大会準備や進行でお世話になります。よろしく
お願いします。もちろん真剣対局も頑張って下さい。