今井七段vs強豪対局一場面

  今井さんは大会幹事として本当にお世話になり有難うございました。

  会で一番遠距離の方(約二時間半)ですがお忙しい中研究会にも参加頂き

  本当に感謝しています。大会相手三局は優勝者伊東さん、準優勝の長南さん

  互先の芥川さんときついメンバー。先ずその画像から。

一回戦:黒の勝負手場面・身を乗り出す白の伊東八段

二回戦:長南氏との二子対局 【黒番】

三回戦:芥川七段との互先局

伊東さんとの勝負所

         形勢は左辺白地大きく白良し。なので今、中に勝負手を

         放ったと察します。黒Aシチョウアタリを頼りに黒B。

         この時の印象は黒大変だが際どい勝負と予想していました。

予想図①:これは黒まずそう

         実戦は全く見ていないのでここから勝手な予想。悪しからず。

         断点堅く白1はどうでしょうか黒2ノビなら白3です。

         黒4~白7まで利きあるがこれは黒にシノギ無さそう。

マゲから頑張る図:苦しめだが勝負

        白1カケツギには黒2マゲよりない。白3に黒4、6が

        しぶといシノギ筋。白7は仕方ないが黒8、10で活路求め

        一応はコウになりました。中の黒イやロのコウ立てが頼り。

        思い出しました。伊東さんから中の黒を取れたとの局後感想。

        読み直すと白1ではガンガン攻める手ありました。それは・・・    

   推理の実戦進行図

         ×断点守らず白1、3と攻める手段あり。黒4には・・・

ぴったり捕獲

修正案

        黒三子逃げる手無しとは思いませんでした。よってここは

        冷静な黒1切りが最善だったようです。白2と取るならば

        黒3と割る。白△捨てるか助けるか白悩みそう。中に黒a

        具合もあります。勝負の行方長引いていたかもしれない。

        ◆◆◆次は長南さんとの一場面の予定です。