下川五段vs吉川三段。下側見て下さい。左右がほぼ左右同型ですね。
元はどのような形からら出来たかというと・・・
左図:黒1、3は隅確保が目的。推薦しませんが実戦的手段で
可としたい。
右図:白4ノゾキが狙い筋。黒5が止むを得ないなら白6ハネで
削減となる。黒7は遠慮オサエなら無難。黒9切りには白10が
部分的に最善手。ただし白10は急がずいったん他へがお勧め。
続いて次の図へ・・・
右図:実戦手順。黒3では手筋あり。白4は白5と出て
実利を得たい。もし後手が嫌ならノゾキは保留ですね。
左図:正しくは黒Aソイ。イとロを見合いにしています。
結果は白1目勝ち。整地された盤面からも熱戦の跡が垣間見えます。
下の一線黒石数凄いですね。両者お疲れ様でした。