池袋教室今年も無事終了しました。吉川さんお休みは残念でしたが
コミカレ係の方から宿題詰碁送られてくるので楽しみにして下さい。
後半はペアで私との指導碁を行いました。組み合わせは野波・森永ペア、
古川・小林ペア、野村・下川ペアとなります。順に画像を。
左辺の白薄みを突く黒1ハネ出し素晴らしい。白も頑張るけど積極さは強くなる。
右上黒から二線アテや左下隅守りに回ればかなり黒良しの形勢。
手順少し難しいが上の白へ断点攻めるとどちらかの二子取れそうです。
左辺白ツメに打たれたのは隅の守り犬の顔でした。じっくり隅を守り後で
力出したのも良い。流石長年の碁友達お二人で息が合っています。右側への
白大ゲイマへの黒カタ、白受け、黒トビも攻めを含み良い感じでした。
お二人は熱戦対局(下川五段・先)終えてのペアでの挑戦。
内容とても良かったので総譜を載せます。時間空いた時に
少しコメント・感想・図を更新しますので時々見て下さい。
左上黒三々ツケに『白ブツカリ切り』は沖縄出身の
先輩時本九段が手合いでも愛用されていた豪手段。
今は実戦で見かねないけど戦闘勝負を依頼しています。
本局は二子捨てを選択されたが戦うならどう打つかを
図で示します。黒23まで一例。両隅に黒イ・ロの存在
あるので黒良し。戦闘力身につけるためにも次は是非。
実戦の隅コスミ受けは良い手。迷われた黒1コスミツケに
触れましょう。白へ対応を急がせる手で白2、黒3となる。
白4なら黒5も必然。さてどう打つか。白は手が止まります。
今のところ白イ、黒ロ、白×はうまくいかない。ただその味を
どう利用し白はサバキ計るか。黒1有力だと思います。