平塚囲碁祭りラスト指導碁 某三子局

     唯一の三子局。今回は七子と四子が多かったイメージです。

     序盤昭和の懐かしい出だしでしたが新手が飛び出し緊張しました。

     全11局のラスト。気合入れて解説します。

ツケは手筋・懐かしい定石になるのか

     昭和碁界を堪能した方は見覚え・体験あるでしょう。白11まで定石。

     黒12はキカそうというもので白の出方で振り変わり歓迎という手筋、

     白13は反発。昭和定石は勉強・お世話なったので採用。予想は2つ。

取り合いでほぼ互角

派手な振り変わり これもほぼ互角

     予想していた図を二つ紹介しワクワクしていました。実戦は・・・

新手!研究手?不明ですが初見

     黒1、3がボウシが打たれた実戦手。記憶では初で驚きでした。

    『黒×を捨て石にして自信を手厚く』という意図でしょう。第一感は

     白4カカエ。すると黒5と▲あっさり捨てて黒7ボウシで上辺の

     白a・bを攻めて来るでしょう。この展開は左上黒厚さが光る。

     ▲は黒イやんわりやロ直接の活用残りそれほど地を損していません。

     〇そこで実戦は白4を省き上辺白へ応援手を打ちました。