黒１、３は上辺を狙う目的。それを阻止の意図が白４ノビ切りです。
実戦は黒５～11と捨て石利用し白ａ抜きに黒ｂと進みました。この
進行は安堵。それは黒一子別の利用があったから。それは・・・
黒１ハネが気になった手。対し白ａは黒ｂツギで大変。黒イ、ロが
見合いで白潰れてしまう。よって白ｂと抜くよりなく・・・
白２抜きに黒３で隅はお洒落な黒地に出来ます。白４は省けない。
予想展開：隅で治まりを選んだので上辺攻めはいったん止めて黒５と
シマリたい感じ。白６辺りは白×を見て利くけど黒７と受けて平気です。
■この図を選べば某氏新手は有力な手となっていたと思います。
画像は右上黒が一間に打ったところ。この手は黒一子を軽く利かそうという意図。
左辺もどうぞお取り下さいとのツメあり軽いタッチ・明るさを感じました。
「意地で取らない。」白14に『ならば救出、大きいですよ。』の黒15。
変則な白16両ガカリに気合の黒17！！！善悪は不明だが才あり。
右下のワカレは黒良し。白11が悪手です。黒16は模様拡大阻止が目的だが
白17、19といちゃもんをつけられ面倒な展開に。
●もっと簡明・推奨の打ち方ありました。白18を咎めるのです。
黒１切りが良かった。白２が普通だが黒３ノビで胸を張ります。
この手があるので白×は黒一子カカエが正しかった。
左下は▲固めな配置。受けずで良く増やす必要もない。この図なら圧倒。
初手から覚えているところまでの棋譜。左上黒12がａ、黒20がｂ、
左辺白34がC、上辺白37がｄとなります。
◆黒84一子抜きが惜しかった。普通は白二子取りを見て先手ですが
切りは右上隅白三々があるのであまり大きくないのです。構わず
白85囲いがぴったりで白模様完成。結構大きかった。
◎柔らかさと大胆さを感じ対局していて楽しい一局。いつの日か
じっくり三面以内で指導碁を打ちたいと感じました。
ふう。今回は４年ぶりの囲碁祭り開催という喜びとブログに掲載
しますと伝えたので全10局（記憶不明）頑張りましたがこれから
他面打ちの場合は特に印象に残る数局に絞りたいと思います。
♪♪♪ご観戦有難うございました。
