下川五段指導碁手順訂正&AI見解

      少し前に掲載した下川さんとの指導碁の序盤手順に誤りがありました。

      正しい図を下記に。

先に左下カカリ、黒ハサミ白二間両ガカリが正しい手順

    下川さんからメールで白5カカリが先で黒6ハサミに白7でしたとの

    連絡がありました。全く忘れていたがこの手順の方が私らしいです。

    本編の図も直しましたのでよろしくお願いします。

    それと白13でAIの候補手が添付されてありました。なかなか興味深い。

    たくさんありましたがいくつか次の図で出紹介します。

戦いを起こすことでの天元活用

    AIの候補手をA~Eまで五つ示します。優先順位一位は白Aコスミ。

    次に私が打った白B出切り。三番手の白Cオシは本格派ですね。

    四番目の白Dは局面を広く見ていてなるほど。白Eは黒にオサエさせて

    白B出切りという力戦家が宇選びそう。思い出しました。会の西木八段が

    大会で六段をこなしていた手段と記憶。

    どれも味あるなかなかの候補手ですね。選択1位Aの図を紹介します。

根拠奪い戦いで天元活用

    白1に分断避けるなら黒2だが白3ハネが根拠奪う手。黒4が良い

    対応だが白5とアテて白7に注目。普通はそこまで眼を奪わないけど

    黒に眼を簡単に与えないことが天元を活かすとAIは見ています。

    黒8まで示されていましたが次に私は白イか白ロを選ぶ。置き碁

    ここまで迫って頂ければ戦いになりやすいので歓迎ですね。

    天元を活用するための打ち方、とても参考になりました。