右上は白17まで昔お座敷定石と呼ばれていて実利が勝り
あまいが定説。私は今後の外勢活用次第としたい。
なお白３を小さく取る手は価値低いです。Ｆ氏は・・・
打たれたのは右下黒１。なかなかの一手と映りました。
次に黒ａと封鎖されたら堪らないので・第一感は・・・
白２が第一感だったが黒３が見え却下しました。白４と
出で行けるが 黒９まで調子良く左右を開拓されそうです。
ここは穏やかを優先し・・・
黒１～白６まで実戦。黒３は流れで良いと感じました。
ただ黒５には違和感。バランスだけど石の流れは右上の
黒Ａ勢力点や黒Ｂトビでしょう。白６打ち込みに・・・
黒１ブツカリで連絡遮断したかった。白２と飛び出したら
黒３と根拠を奪う攻めを採用します。白４と逃げたら黒５と
競ってゆっくり攻める。なお右下黒イ、白ロ、黒ハ、白二は
先手ですが今は白を固めて損。保留し時機を待ちます。
黒１～白６まで実戦は嬉しかった。右の黒模様化を防いだ
感じなので。黒５分断は気合だけど白一子をシチョウで
取って良かったです。黒５を白６と無視したときに黒は
２つの有力な図がありました。先ず気合図を。
受けないのだから黒１ノビコミは気合です。白２とヒラキ
ますが黒３まで迫るのが石張った手。以下喰いついていく。
隅を一部分と考えれば黒１もあるでしょう。白２、４なら
黒５、７と右下実利に拘らない。全体勝負でかなり有力。
中盤。右下で黒に大きな失点があり 右側一帯を
かなり白へ差し上げた形となっています。
地合いも拮抗していて白ほぼ勝利と感じていました。
ところがここで黒の技ありを喰らう。それは上辺。
右側は▲得てかなりの白確定地。黒は下辺イ・ロ連打で
白×を悲しくしているのが代償だが割に合わない結果です。
上辺黒Ａを頑張るのは当然で黒１、３ですが白４ワリコミ。
この進行は上を黒に与えても中の黒一団の攻めで寄り付き
楽しみと想定していました。しかし大勝手ヨミで・・・
黒１から切る手を軽視というか、うっかりしていました。
白２に黒３、５が最善で以下白三子捕獲されて「ええっ！」
全くヨンでいない図でお見事。仕切り直し後半勝負へ。
◎結果は残念でしたが次回期待しています。お疲れ様でした。
