先ず画像を。またもやダイレクトツケ！食らいました。
良き時代になりました。昭和で三子置く下手がいきなりツケたら戒めの言葉を
かけられていたはず。危ないようだがきちんと打てばほぼ互角のワカレになる
ので有力かもしれません。ただミスすると痛いので強い気持ちが大事。
白３ハネに黒４ハネ返しは形。白５、７に対し黒８ハネは
最強だが複雑。白９、11のとき黒12サガリはやり過ぎです。
黒一子普通にノビて良かった。戦いになるが黒打てます。
隅ハネより黒１マガリがお勧め。白２なら黒３、５で簡明。
少々白良しに見えるが元は白高目。何となく面白くないかな。
この場面は反省して欲しいので厳しく。先ず黒12の前に
必ず黒13這いを決めるべき。最終手黒18は悪手です。
左上隅折衝で黒がミスしたことに気づけば『損を取り戻す
ことより態勢立て直し』を急務とする。白に一撃喰らって
厳しさ感じるようでは少し嗅覚鈍感ですよ。
黒１補強が急場でした。白２とカカるが黒３一つで済ませ
黒５が明るい。上辺は×裾空きありたいした白地ではない。
左上黒は封鎖甘んじ忍で耐えたのは可。白１アテに
黒２～６と逃げたけど▲和平の黒ａもありました。
白７進出したとき黒８が加藤流。ａを牽制する頑張り。
ただ普通もあったでしょう。中央をタケフです。
△に黒１タケフなら第一感は白２打ち込みでした。ただ
黒３と来られると案外難しい。白４、黒５となり黒イと
黒ロが見合いになって困りそう。黒１には白ロコスミが
相場か。ならば黒ａ守りで先ず先ず。
黒１は本手ではないけど頑張る気持ちの表れ。白２に黒３は
図を省くけどオサエたほうが形的に良し。気が抜けたためか
白４と打ったのが実戦だが悪手。もし黒５とケイマされたら
血圧上昇でした。白は先に左側黒に対しツケて先手で止めて
から白１が正しかった。立て直すチャンス逃したのは黒痛い。
◎本局内容は白が相当厳しかったように思えます。
左上で躓いた黒に追い打ちをかけその影響が左下隅へ。
右上隅は白三々を取りに来たけど外が万全でないので結果は
不成功。勝てそうもない形勢になったが右下で加藤さんは
最強手連発。白危ない場面ありました。前半とは全然違って
後半のスタミナ感心です。ただし七段目指すためには序盤で損を
せずの気持ちが大事。もう失敗を簡単にり戻せる相手はいないと
考えて下さい。お疲れ様でした。
