長南氏との打掛け局検証(完)

         長南氏二子局。この碁は諸般の事情(時間的具合・仲間対局) 

        を配慮して頂き打掛け局となりました。(19日下じょ会)

右上黒▲ハネた場面で打掛け

       ▲打たれたとき打掛けとなりました。正直形勢不明です。

       打ち継ぐ可能性もと思いましたがここを検証の場としたい。

       じっくり吟味していくので更新は亀の歩みで行う予定です。

       直前の白の手は上辺aの這い。黒二子逃げて欲しかったが流石の

       ▲ハネ。白の打つ手難しいがいろいろ考えたい場面です。

       ♪更新進んでいるか時々確認を。ぶらりといらして下さい。      

二子逃げると白の思うつぼ

        打掛けの黒の手で黒1と逃げ出すのは白2~黒5のとき

        白6を用意していました。これは白の願望・希望図です。

 二子確保は一歩後退・黒が圧す進行になる

        黒ハネに相手せず白1と二子確保なら上の白は安泰。しかし

        黒2、4と連打されると白希望薄き碁になる。黒6までとなり

        白aは黒b切りとなり。白イ、黒ロ決め白aは打ちにくいし

        右上黒×も脅威。白1は却下。では白の候補手は・・・

気になる箇所多数

         白a、黒bのとき気になる点はイ~二です。白イは

左上分断は白無謀

        白1、3分断は黒10まで無理。狙いではあるが。 

打ち継いだら白1、3の予定・検証開始

       その時の予定は白1、3頑張りでした。しかし黒4~8と

       されて上の白と右の黒の勝負になる。難しい・・・

       ◆4月2日二見直したら一番白の有力な手が見つかりました。

       頭堅いので浮かばなかったです。では白の最有力図を。

      

      

上と中の白優先補強し勝負がベスト

        打掛け黒Aにやはり素直な白1が良いと結論しました。

        痛い黒2ですが白3が柔軟です。右の白を犠牲にして

        ▲大石を全力で取りに行く。この図で負けなら仕方ない。

        なお黒の狙いに黒Bツギがあるが白cが好手のようです。

        黒イなら白ロ。大勝負だったでしょう。

        ◎お疲れ様でした。4月は定例の16日(日)これからも

        お世話になりますがよろしくお願いします。

        序盤画像おまけで載せます。