強豪Y氏定先局

 

白の策と黒の分岐点

    Y氏は一度『下じょ会』立ち上げの時にいらしてその時初めて対面

    指導碁実現しましたが見事負かされました。その後、他のプロにも

    定先勝利目撃。前より棋力上がっています。全力で臨みました。

    序盤下一帯は互角。棋風で見解分かれますね。私は少し白。

    右上黒23カカリは白24を誘い黒27に定石の白Aなら左上シマリだと

    予想しました。手抜きで白28カカリは気合。黒は分岐点で・・・  

ゆっくり。コミ無しなので選択肢の一つ 

    黒1コスミ受けなら白2と打ちます。黒3、白4となれば穏やかな

    展開ですね。コミ無しなので有力とは思うけど焦点がぼけているので

    得意な方は選んで良いが難しいとも言えるかも。実戦は右上に・・・

戦闘開始、またも分岐点

    令和で編み出された黒1、3でした。黒割れても白は辺に発展不可で

    動き難しいとの意図でしょう。ただ右下や左上の配置を見て白打てる

    感じありました。ここで実戦は左上黒7ハサミ。右上を何か打つのは

    左上白カケを嫌ったのでしょう。

    ◇白8は黒9と代わり左上一子は寂しくなるが白10や白12で攻めで

    主導権を握ろうというもの。あまくならないようにとの気持ちでした。

    ◆白14に黒は分岐点。候補は黒イのカミ取りか黒ロのトビ。どちらか。